テーマ「再び、牛と興す、能登」
日 時 7月12日(土)13:30〜15:00 (13:15〜 zoom入室開始、およびリアル会場は能登町役場2F大集会場より。会場とオンラインでのハイブリッド形式)
テーマ 「再び、牛と興す、能登」
講 師
原田 英男(肉肉学会理事長、前宮崎こばやし熱中小学校校長 )「再び、牛と興す、能登」
ゲスト
平林 将さん(能登牧場専務)「能登らしい酪農の復興とは」
西出 穣さん(西出牧場代表) 「能登牛かわいいよ能登牛」
能登半島地震から1年6ヶ月が過ぎようとしていますが、 インフラ復旧の遅れ、流出人口の超過による人手不足など課題は山積しています。「世界農業遺産」に認定されるなど豊かな自然を活かして能登を支えた農林水産業も復興への道は容易ではありませんが、 農業者の皆さんは地域の関係者や全国の支援者と一体となって前向きな歩みを進めています。 特に畜産業は、能登牛、乳製品など「食」の要であるとともに、緑豊かな牧場など観光資源として更に堆肥の還元等を通じた資源循環型農業の要として欠かすことができません。
今回の授業では、地域の食資源や観光資源としてもパワーアップを目指す畜産の担い手の取り組みを紹介するとともに、地域の関係者や消費者とともに支援のあり方を考える機会にしたいと思います。 講師の原田先生から、能登の畜産の現状と課題と今後の展望についても提案いただきます。 そしてゲストスピーカーのお二人から、それぞれ被災時の状況や現在の経営状況、今後の生産への意欲などを語っていただき、 原田先生のモデレートにより参加者も交えて質疑応答、意見交換を行います。
講師およびゲストの方々のプロフィール
講 師 原田 英男
元農林水産省畜産部長、 一般財団法人畜産環境整備機構副理事長。 農水省退職後も全国を行脚して畜産農家や畜産物の応援団を自称している。 肉肉学会理事長、前宮崎こばやし熱中小学校校長。 一般社団法人熱中学園理事、熱中小学校講師。
ゲスト 西出 穣さん(西出牧場代表)
西出牧場3代目、高山自動車短期大学卒業。 輸入車正規ディーラーや軽井沢で観光人力車の俥夫として働いたのち、平成23年12月に就農。 酪農教育ファームファシリテーターの認証を受け小学校など教育機関からの牧場見学体験依頼にも対応。 乳質の改善にも取り組み、平成31年度から現在まで7年連続北陸酪連良質乳表彰 。震災後は能登町復興推進委員を務める。
ゲスト 平林 将さん(能登牧場専務)
群馬県出身。都内の大学を卒業後、大学院に進学。実家の牧場で会計担当として勤務。 石川県庁の企業誘致を受け、2012年に会社を設立。 現在、北陸最大の牧場を能登町に構え、シェアは能登牛全体の4割を占める。 2024年までに石川県福井県枝肉共励会にてグランドチャンピオン賞9年連続受賞をはじめ、 全国規模の品評会でも受賞歴がある。
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